自立型療法士という働き方/江村PTインタビュー(東京リハビリ訪問看護ステーション中野/杉並 所長,株式会社東京リハビリテーションサービス事業本部長)

2010年の創業直後から訪問看護ステーションの療法士として勤務し、現在は事業本部長としても活躍されている理学療法士江村裕司さんに、弊社の特徴の一つである「自立型療法士」の働き方についてお聞きしました。

Q.自立型療法士の働き方について教えてください。

「自立型」の働き方の根幹には、「個々が自立した事業主である」といった考え方で、責任をもってサービス提供に取り組んで欲しいという思いがあります。
利用者様や地域に対して、満足度の高いサービスを提供することが求められます。が、その分勤務スケジュールについては、自分の意思で自由に組み立てる事が出来ます。例えば、この曜日は早く帰宅して資格取得のため勉強したいとか、この曜日はジムに通いたいなど、ライフワークに合わせて自分でスケジューリングが出来ます。
スタッフ一人ひとりに携帯端末とi-Padを貸与し、利用者様やケアマネジャーさんとの連携は迅速に、ステーションともICT化された電子カルテ上で記録や最新情報の確認を行うことができますので、毎日始業・就業時間に事務所に立ち寄る必要がありません。通勤時間の無駄を省く事により、効率的に働く事が出来ます。事務所は「中継地点」のような形で、空き時間の休憩や充電、書類の印刷などに活用いただくことができます。

Q.スタッフの関係性はどんな感じですか?

一人の利用者様に複数スタッフが訪問することもありますし、「仲間」というよりは「同士」に近いかな、と。週1回は「スタッフ会議」があり、所属エリアのスタッフ間での情報共有をしますし、全拠点をつないでの会議や勉強会も定期的に開催しています。お互いの足元点検や、技術の研鑽をする場となっています。
現在は新型コロナウイルス感染予防の観点から基本的にオンラインで開催しているため、自宅から会議に出ることができます。直接会えないのはさみしいところもありますが(笑)

Q.自立型療法士の待遇面について教えてください

基本は、月毎にどれ位訪問に行ったか(訪問実績)により待遇が決まります。ざっくり言うと訪問を頑張った分だけ給与に反映されます。
ただし、月によって訪問実績には差が生じてしまうので、月ごとに給与が変動しないように、半年間の訪問実績により、次の半年間の給与が決まるシステムになっています。また、入職当初は訪問件数が少ないので、最初は「訪問型内勤」という固定給の働き方からスタートし、実績(件数)が安定してから「自立型療法士」に移行してもらうようなシステムとなっています。
私自身も、入職以来自立型療法士として長く働き、2人の子どもを育てながら念願のマイホームを建てる事も出来ました。時間を効率的に使い、子育てにも積極的に関わってきたつもりです。(笑)

(下部に自立型療法士の、1週間のスケジュールと年収例を掲載、こちらもご参考にしてください。)

Q.江村さんから見た、東京リハの良い所はズバリ?

一言で言うと「自由な所」です。自由と言っても幅広い意味があるのですが。先程お伝えした自立型療法士の働き方についても自由がありますがそれだけではなくて。会社がスタッフ一人ひとりの意見に耳をかたむけてくれるところです。
「新たにこんな事業をしてみてはどうか」「これは改善した方が良いのではないか」といった一スタッフの意見や提案を会社として拾い上げてくれる機会が多くあります。
一番利用者様や地域と密接に関わっている現場スタッフの意見を積極的に取り入れる事によって、会社としても考えが偏らず、常に柔軟に前向きに物事を進めていく原動力にもなっていると感じます。
また、私自身も長く自立型療法士をしてきましたが、現在は管理職として中野事業所の所長、事業本部長としての仕事をさせていただいています。そのまま、自立型療法士で働くのも悪くは無かったのですが、管理職として会社全体の様々な業務に関わることで新たな学びもあり、充実した毎日を過ごしています。
私以外の各ステーションの所長も、「自立型療法士」を経ている方が多いですが、そのおかげで経営的な数字に関しての考え方が身についている印象がありますね。

Q.どんな方が向いていると思いますか?

どんな方でも人生という長いスパンで「自分の仕事」を考えた時、様々な働き方の道を選択出来るのは精神的にも余裕がもてると思います。
私の様に管理職になる道もありますし、そのまま自立型が気に入って現場で活躍されている方もたくさんいます。自分の地元で新たな拠点を立ち上げたい、という方もいらっしゃいます。
既にやりたいことが明確にある方も、これから目標をみつけたいという方も。療法士人生において、良い経験となるのは間違いないと思います。

参考:療法士一週間の流れと年収例